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Berg AL-2

 橋川健が苦手とするヒルクライムレースにおいて、より優位に走れるように開発を進めた26インチのロードレーサーがBerg(ベルグ)だ。
 開発期間に1年以上を費やし、プロトタイプを4台乗り継いで煮詰めたステアリングフィーリングは、登りにおける踏み出しの軽さのみならず、下りの高速コーナーでも安定したラインをトレースする事が出来る。
 3AL2.5V ダブルバデッド チタニウムチューブを使った Berg Ti-1 (フレーム価格:228,000円、納期:3ヶ月)もある。

ベルグ エイエルツー
フレーム価格: 147,000円
フォーク: オリジナルアルミコラム カーボンフォーク 込み
ヘッドパーツ: FSA ヘッドパーツ込み
サイズ: 440/470/500/530mm(約30mmスローピング)
納期: 3週間
パイプ材質: コロンバス XLR8R

◆写真をクリックすると各所の拡大&説明文が出ます。
(写真はアテナのものですが、写真のようにフィレット仕上げとなります)


26インチマシンのメリット
26インチのロードバイクのメリットはいろいろありますが、先ず一番大きいのはホイールの絶対性能を上げられる事です。同じ予算ならより軽く、硬いホイールを組めるので、踏み出した時に驚くほどの軽さを感じられます。
パーツの低重心化。ホイールやRディレイラー、チェンなど27インチに比べてより低重心化となり、セッティング次第でより速くコーナリングを走らせることが可能です。

また、27インチのロードバイクの小さいサイズはいくらシートチューブサイズを短くしても、ヘッドチューブ、フロント〜センターのサイズには限界がある為、ハンドルが遠かったり、高かったり、ロードレーサーとしてはバランスの悪い自転車となってしまいます。そこで、26インチですが、例えばベルグの430mmのフレームはトップチューブを水平に想定しても、センター〜センターでフレームサイズ430mmとなっており、小さなフレームサイズにおいてもレーシーなハンドルポジションが可能です。また、短いクランクの使用を想定しBBハイトを下げ、高速走行においてより安定感が増すばかりか、市街地走行においてもより良い足付き性を保っております。

26インチマシンのデメリット
26インチマシンのデメリットとして一般的に言われているのが、「ステアリングフィールの軽さ」が上げられると思います。悪く言うと'ふらつく'と言う事です。一番大きな原因は「軽量なホイール」にあります。皆さんジャイロ効果って聞いた事がありませんか?これは回転体が軸を一定に保とうとする現象で、自転車の場合に当てはめると、回転しているホイールを横に向けようとすると、重たく感じるでしょ?つまり、自転車は走行中ホイール自体が一定の角度を保とうとしています。これは、直進安定性の一端を担っているのですが、ホイールが軽くなるとこの「一定の角度を保とうとする」力も弱くなり直進安定性や、コーナリング中などステアリングフィールが軽く感じ、'ふらついた'感じになってしまいます。ですから重たいホイールならば(例えば僕が練習で使っているアンブロッシオ バランス=リム重量460g)27インチと変わらない走行フィールになります。でもそれじゃ、26インチのメリットも無くなってしまいますよね?VLAAMSではレースに参加する事により限界の状態で走らせ、ホイール+タイヤの選択から、空気圧、ステム長まであらゆる角度からセッティングを煮詰め、軽量ホイールでも安定し、トータルバランスに優れた26インチロードレーサーを提供します。
2つ目のデメリットはトップスピードでの伸び。これは僕が感じる一番大きな弱点だと思うのですが、例えばゴールスプリントや、レースにおいて集団が長く伸びた時など、トップスピードの伸びが27インチに比べてありません。絶対速度は多分27インチに敵いませんが、ホイールの選択により、より伸びのあるホイールの製作は可能です。是非お問い合わせください。
ホイールが硬くなるので完成車として捕らえた場合ショック吸収性が悪くなりますが、コロンバスのXLR8Rはショック吸収性も視野に入れて開発が行われているので、ストレスが軽減されています。

まとめ
メリット、デメリットを具体的に言うと、ゼロ発進から40kmまでの加速は、踏み出しの軽い26インチの方が速く、40km以上の伸びは27インチの方が有利です。
登りではあらゆる状況(一定速度でもレースを想定した加減速が激しい場合でも、勾配にも関わらずあらゆる登りにおける状況)で26インチの方が良いと思います。また、平坦でも低速からの加速など(コーナーの立ち上がり)では26インチの方が有利です。
逆に30km以下でダラダラと走る時は、僕は気分的に27インチを選んでしまいます。同じXLR8Rのパイプで組まれた27インチと26インチでは、やはりショック吸収性の面で27インチのほうが良いです。また、平坦を一定速度で走らせるのも27インチの方が楽に感じます。
このような特徴を踏まえてレースにおいては26インチと27インチのロードレーサーを使い分けています。04年、競技生活20年目にして初めて26インチのロードレーサーでレースに参加しましたが、もっと早く出会っていたかったと言うのが本音です。
05シーズンはBERGの登場機会も増えると思いますので、是非レース会場で注目してください!!


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